1.7 接点入力のパルスをカウントする

接点入力の各チャネルはパルスカウンタとして利用することができます。

本設定例では接点入力チャネル0 をパルスカウンタモードに変更します。

 

【 実行例 】

 

パルスカウンタモードの有効化
> di 0 counter enable

接点入力チャネル0 をパルスカウンタモードへ変更します。モード変更と同時にカウントを開始します。

 

(☞) パルスカウンタモードでは、接点出力と連動できません。また、接点入力の変化イベントをログに記録しません。接点入力の状態表示(表示コマンド”show di”の結果)も不定となります。

(☞) 接点入力チャネル0 および2 はハードウェアカウンタです。カウントできる周波数は2kHz 程度です。OFFのタイミングでカウントして、ONではカウントしません。

(☞) チャネル1,3,4,5,6 および7 はソフトウェアカウンタです。パルス数をソフトウェアでカウントします。カウントできる周波数は数百Hz 程度です。ONのタイミングでカウントして、OFFではカウントしません。

 

パルスカウンタ値の表示
> show counter 0
0: running 8760101

接点入力チャネル0 のパルスカウンタ値を表示します。

> show counter
0: running 8760101
1: stopped 0
2: stopped 0
3: stopped 0
4: stopped 0
5: stopped 0
6: stopped 0
7: stopped 0

接点入力チャネルを省略した場合は、全ての接点入力チャネルのパルスカウンタ値を表示します。

 

パルスカウンタの制御
> di 0 counter stop
> di 0 counter start
> di 0 counter reset

接点入力チャネル0 のパルスカウンタの制御(カウンタ停止/カウンタ開始/カウンタリセット)を行います。

 

パルスカウンタモードの無効化
> no di 0 counter enable

接点入力チャネル0 のパルスカウンタモードを無効(工場出荷状態)にします。