DNSインターセプト機能における
Office365のリストファイル取得先の変更について

一部のNXR シリーズ(※)では、DNS インターセプト機能とポリシーベースルーティング機能を併用することで、あらかじめ指定したIP アドレスやURL のリストに該当する通信を通常とは異なる経路にルーティングすることができます。この機能を利用することで、Office365 などのように接続先IP アドレスが一意に定義できないようなケースでも経路を振り分けることができます。

今回DNS インターセプト機能で指定することができたOffice365 のURL リストのファイル形式が変更となりました。
詳細は下記ページをご参照ください。
Office 365 の URL と IP アドレスの範囲

このファイル形式変更後も継続してご利用頂くために、弊社ではREST ベースのURL リストをXML 形式に変換したファイルを提供致します。
これに伴い、URL リストの入手先の設定変更をお願い致します。

設定例
<設定変更前>
nxrg240(config)#ip dns-intercept setname [セットネーム] file
http://support.content.office.net/en-us/static/O365IPAddresses.xml ms-o365
<設定変更後>
nxrg240(config)#ip dns-intercept setname [セットネーム] file
http://www.centurysys.co.jp/dns-intercept/o365_address.xml ms-o365

なお定期更新の設定を行っている場合、上記設定変更を行った上で、スケジュール設定も合わせて設定変更をお願い致します。
nxrg240(config)#schedule 1 *:0 * * dns-intercept ip setname [セットネーム]
update http://www.centurysys.co.jp/dns-intercept/o365_address.xml

注意事項
URL リストのXML ファイルを編集して利用する場合、お客様側の責任でXML ファイルの編集を行ってください。なおその場合、別途URL リスト用ダウンロードサーバもご用意頂く必要があります。

 

（※）DNS インターセプト機能対応済み製品一覧

製品カテゴリ	製品名
ルータ	FutureNet NXR-G200 シリーズ
	FutureNet VXR-x86

 

 

[更新履歴]
2018/12/4 新規登録