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NXR,WXRシリーズ

LXC編

2. LXC設定(マルチコンテナ対応機種)

2-1. LXC機能を使用するための準備

コンテナ型仮想化(以下LXC)機能は仮想化技術の一つで、この機能を利用することによりコンテナ内に作成したIPソケットアプリケーションからルーティングやIPsec VPNなどのルータ機能を利用できるようになります。
またマルチコンテナ対応機種では1つの外部ストレージ上に複数のルートファイルシステムを配置してそれぞれ起動することができます。
【対象機種】NXR-G200シリーズ

 

【 条件 】

LXC機能を利用するにあたり以下の条件があります。

  • コンテナで使用するルートファイルシステムはUSBメモリやSDカードなどの外部ストレージ上に保存しておく必要があります。
  • 外部ストレージの保存領域はext4またはvfatでフォーマットされている必要があります。
  • 対応しているコンテナはUbuntuのルートファイルシステムになります。
    ※なおルートファイルシステムはarmhfのものである必要があります。
  • 1つの外部ストレージに複数のルートファイルシステムを配置することは可能ですが、その場合それぞれのルートファイルシステムは異なるディレクトリに配置する必要があります。

 

【 コンテナのセットアップ 】

1. <ルートファイルシステムの用意>

コンテナで使用するルートファイルシステムを入手します。
なお弊社ではルートファイルシステムを提供しておりません。またルートファイルシステムはarmhfのものである必要があります。

 

2. <外部ストレージのセットアップ>

以下ではLinux上でコンテナ用外部ストレージのセットアップを行う一例を紹介します。

# fdisk /dev/sdb

外部ストレージに対してfdiskを利用しパーティションを作成・編集します。
※ここでは/dev/sdb1のみ作成します。またパーティションタイプはLinux(83)とします。

# mke2fs -t ext4 /dev/sdb1

外部ストレージ上にext4ファイルシステムを作成します。
※ファイルシステムはext4またはvfatの必要があります。

# mount -t ext4 /dev/sdb1 /mnt
# mkdir ubuntu-14.04.5-armhf
# tar zxf ubuntu-14.04.5-armhf.tar.gz -C ubuntu-14.04.5-armhf
# cp -rf ubuntu-14.04.5-armhf /mnt
# umount /dev/sdb1

ダウンロードしたルートファイルシステムを外部ストレージにコピーします。
※ここでは用意したルートファイルシステムのファイル名を「ubuntu-14.04.5-armhf.tar.gz」とします。