FutureNet

NXR,WXRシリーズ

WANインタフェース編

7. WiMAX設定

7-3. NXR-G100/WM WiMAX接続設定2(グローバルIPアドレスオプションの利用)

FutureNet NXR-G100/WMでグローバルIPアドレスオプション(WiMAX 2+用)を利用する設定例です。
※この設定例に基づき設定を行いWiMAX接続を行った場合はグローバルIPアドレスオプションの月額費用が発生します。

 

【 構成図 】

  • NXR-G100/WMで利用可能なWiMAXサービスはUQ WiMAX2+/WiMAXとなります。
  • NXR-G100/WMはホストとWiMAXモジュールから構成されています。またホストとWiMAXモジュールはLAN(USB)接続されています。
  • WiMAXネットワークに(WiMAXモジュールが)接続するとWANインタフェースにIPアドレスが割り当てられます。またホスト側のインタフェースはWiMAXモジュールからローカルIPアドレスをDHCPで取得します。
    (☞) 192.168.254.xxx/24はホストとWiMAXモジュール間の通信に使用します。よって当該サブネットを各インタフェースに設定しないようにしてください。
  • WiMAXインタフェースではデフォルトでip address dhcpが設定されており、変更することはできません。

 

【 設定データ 】

設定項目 設定内容
LAN側インタフェース ethernet0のIPアドレス 192.168.10.1/24
WAN側インタフェース wimax0のIPアドレス 動的IPアドレス
IPマスカレード 有効
SPIフィルタ 有効
ICMPリダイレクト 無効
TCP MSS自動調整 オート
WiMAXプロファイル 無効
認証方式 CHAP
ユーザID global@wx2.uqwimax.jp
パスワード 0000 (ゼロ4つ)
APN wx2.uqwimax.jp
CID 1
PDNタイプ ipv4
WiMAXエラーリカバリー リセット
DNS サービス 有効

【 設定例 】

nxrg100#configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
nxrg100(config)#interface ethernet 0
nxrg100(config-if)#ip address 192.168.10.1/24
nxrg100(config-if)#exit
nxrg100(config)#interface wimax 0
nxrg100(config-wimax)#ip tcp adjust-mss auto
nxrg100(config-wimax)#no wimax profile
% Please execute ‘reset wimax 0′ command to take affect.
nxrg100(config-wimax)#wimax authentication chap
% Please execute ‘reset wimax 0′ command to take affect.
nxrg100(config-wimax)#wimax username global@wx2.uqwimax.jp password 0000
% Please execute ‘reset wimax 0′ command to take affect.
nxrg100(config-wimax)#wimax apn wx2.uqwimax.jp cid 1 pdn-type ipv4
% Please execute ‘reset wimax 0′ command to take affect.
nxrg100(config-wimax)#exit
nxrg100(config)#wimax error-recovery reset
nxrg100(config)#dns
nxrg100(config-dns)#service enable
nxrg100(config-dns)#exit
nxrg100(config)#exit
nxrg100#reset wimax 0
Reset wimax device 0 … Please wait.
nxrg100#save config

【 設定例解説 】

1. <LAN側(ethernet0)インタフェース設定>
nxrg100(config)#interface ethernet 0
nxrg100(config-if)#ip address 192.168.10.1/24

ethernet0インタフェースのIPアドレスを設定します。

 

2. <WAN側(wimax0)インタフェース設定>

wimax0インタフェースでは工場出荷状態で下記コマンドが設定済みです。

  • ip masquerade
  • ip spi-filter
  • no ip redirects

(☞) IPマスカレード、ステートフルパケットインスペクションは有効、ICMPリダイレクトは無効。

nxrg100(config)#interface wimax 0

wimax0インタフェースを設定します。

nxrg100(config-wimax)#ip tcp adjust-mss auto

TCP MSSの調整機能をオートに設定します。

nxrg100(config-wimax)#no wimax profile

wimaxプロファイルを無効に設定します。

nxrg100(config-wimax)#wimax authentication chap

認証方式をCHAPに設定します。

nxrg100(config-wimax)#wimax username global@wx2.uqwimax.jp password 0000

グローバルIPオプション接続用ユーザIDおよびパスワードを設定します。

nxrg100(config-wimax)#wimax apn wx2.uqwimax.jp cid 1 pdn-type ipv4

グローバルIPオプション接続用APN,CID,PDNタイプを設定します。

 

3. <WiMAXエラーリカバリー設定>
nxrg100(config)#wimax error-recovery reset

WiMAX通信モジュールとの通信に重大な問題が発生する可能性が高いと判断した場合、WiMAX通信モジュールのリセットを行うように設定します。

 

4. <DNS設定>
nxrg100(config)#dns
nxrg100(config-dns)#service enable

DNSサービスを有効にします。

 

5. <WiMAX通信モジュールのリセット>
nxrg100#reset wimax 0

グローバルIPアドレスオプションの設定を反映するためにWiMAX通信モジュールをリセットします。

 

【 端末の設定例 】

IPアドレス 192.168.10.100
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.10.1
DNSサーバ

【 補足 】

WiMAX通信モジュールのリセットはネットイベントを利用して行うことも可能です。

<ネットイベントによるWiMAXモジュールのリセット>
nxrg100(config)#track 1 ip reachability [宛先IPアドレス] [監視間隔] [リトライ回数]
nxrg100(config)#wimax 0 netevent 1 reset

Ping監視設定をトラックNo.1に登録します。宛先IPアドレスに対して指定回数リトライ後、応答が得られない場合はダウン状態に遷移し、WiMAX通信モジュールのリセットを行います。