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NXR,WXRシリーズ

運用管理編

2. 設定の保存・復帰

2-13. config copy設定

config copyとは、機器起動後に指定したサーバから設定ファイルをダウンロードし、その情報から設定の更新を行う機能です。また機器起動後以外にもスケジュール機能を使用することで指定した日時に実行することも可能です。

 

コンテンツ
設定例 利用例 補足

 

【 設定例 】

config copy機能では、コピー先としてstartup-config,running-configが選択できます。(running-configは一部機種のみ対応)

〔startup-configへのコピー〕

1. <コンフィグレーションID設定>
(config)#system configuration-id 1234567890abc

コンフィグレーションIDを設定します。

(☞) このIDは設定ファイルの識別子となります。現在のコンフィグレーションIDとダウンロードする設定ファイル内のコンフィグレーションIDが同じ場合、startup-configへのコピーは行われません。また現在の設定にコンフィグレーションIDがない場合もstartup-configへのコピーは行われません。

 

2. <config copy設定>
(config)#system boot config copy https://www.example.jp/config.xml startup-config

機器起動後にHTTPSサーバ「www.example.jp」上に保存された設定ファイル「config.xml」をダウンロードし、コピー完了後、機器を再起動するように設定します。

(☞) この設定は、次回起動時に実行されます。なおダウンロードした設定ファイルにコンフィグレーションIDがない場合、startup-configへのコピーは行われません。

この設定例では、HTTPSサーバ証明書のバリデーションを行います。バリデーションを行わない場合は、下記のように設定します。

(config)#system boot config copy https-://www.example.jp/config.xml startup-config

機器起動後にHTTPSサーバ「www.example.jp」上に保存された設定ファイル「config.xml」をダウンロードし、コピー完了後、機器を再起動するように設定します。ただし、サーバ証明書のバリデーションは行いません。

上記設定例では、HTTPSサーバより設定ファイルをダウンロードしましたが、その他に以下のサーバ等を利用することが可能です。

  • FTPサーバ
  • SSHサーバ
  • HTTPサーバ
  • USBメモリなどの外部ストレージ
(config)#system boot config copy ftp://[IPアドレス]/[設定ファイル名] startup-config

機器起動後、設定ファイルをFTPサーバから取得し、コピー完了後、機器を再起動するように設定します。

(config)#system boot config copy ssh://[ユーザ名]@[IPアドレス]/[設定ファイル名] startup-config password [パスワード]

機器起動後、設定ファイルをSSHサーバから取得し、コピー完了後、機器を再起動するように設定します。

(config)#system boot config copy http://[IPアドレス]/[設定ファイル名] startup-config

機器起動後、設定ファイルをHTTPサーバから取得し、コピー完了後、機器を再起動するように設定します。

(config)#system boot config copy disk0:[設定ファイル名] startup-config

機器起動後、設定ファイルをdisk0と認識されている外部ストレージから取得し、コピー完了後、機器を再起動するように設定します。

 

〔running-configへのコピー〕

一部の機種ではstartup-configだけでなく、running-configへのコピーを行うことができます。これにより設定ファイルのコピー完了後、機器の再起動なしで設定を更新することができます。

  • running-configへのコピー対応機種
    NXR-530

 

1. <config copy設定>
(config)#system boot config copy https://www.example.jp/config.xml config

機器起動後にHTTPSサーバ「www.example.jp」上に保存された設定ファイル「config.xml」をダウンロードし、コピー完了後、設定を更新するように設定します。

(☞) この設定は、次回起動時に実行されます。なおダウンロードした設定ファイルおよび現在の設定にコンフィグレーションIDがない場合でも、running-configへのコピーを行うことができます。

この設定例では、HTTPSサーバ証明書のバリデーションを行います。バリデーションを行わない場合は、下記のように設定します。

(config)#system boot config copy https-://www.example.jp/config.xml config

機器起動後にHTTPSサーバ「www.example.jp」上に保存された設定ファイル「config.xml」をダウンロードし、コピー完了後、設定を更新するように設定します。ただし、サーバ証明書のバリデーションは行いません。

上記設定例では、HTTPSサーバより設定ファイルをダウンロードしましたが、その他に以下のサーバ等を利用することが可能です。

  • FTPサーバ
  • SSHサーバ
  • HTTPサーバ
  • USBメモリなどの外部ストレージ
(config)#system boot config copy ftp://[IPアドレス]/[設定ファイル名] config

機器起動後、設定ファイルをFTPサーバから取得し、コピー完了後、設定を更新するように設定します。

(config)#system boot config copy ssh://[ユーザ名]@[IPアドレス]/[設定ファイル名] config password [パスワード]

機器起動後、設定ファイルをSSHサーバから取得し、コピー完了後、設定を更新するように設定します。

(config)#system boot config copy http://[IPアドレス]/[設定ファイル名] config

機器起動後、設定ファイルをHTTPサーバから取得し、コピー完了後、設定を更新するように設定します。

(config)#system boot config copy disk0:[設定ファイル名] config

機器起動後、設定ファイルをdisk0と認識されている外部ストレージから取得し、コピー完了後、設定を更新するように設定します。

 

【 利用例 】

config copy機能を活用することでルータには、あらかじめ設定ファイルが保存されているサーバ(以下管理サーバ)へアクセスするための経路等最低限の設定のみ行い、サービス開始後、運用コンフィグを管理サーバよりダウンロードするといった利用が可能です。またスケジュール機能も設定することで運用コンフィグの更新チェックを定期的に行うこともできます。

以下は各製品での利用例になります。

<NXR-G100シリーズでの利用例>
  1. 管理サーバへアクセスするための経路等最低限の設定を行ったinitial-config.xmlをSDカードに保存する
  2. initial-config.xmlを保存したSDカードをルータに挿入する
  3. 運用コンフィグを管理サーバに保存する
  4. サービス開始日にSDカードが挿入された状態のルータをWAN回線に接続し、管理サーバから運用コンフィグをダウンロードする

なお運用コンフィグをルータに保存し、次回機器起動時は運用コンフィグで起動させることが可能です。

 

<NXR-530での利用例>
  1. 管理サーバへアクセスするための経路等最低限の設定をflash-initial-configに保存する
  2. 運用コンフィグを管理サーバに保存する
  3. サービス開始日にルータをWAN回線に接続し、管理サーバから運用コンフィグをダウンロードする

なお運用コンフィグをルータに保存し、次回機器起動時は運用コンフィグで起動させることが可能です。 また運用コンフィグを機器には保存せず、機器起動時に都度取得させるといった運用も可能です。

 

【 補足 】

config copyは、スケジュール機能を使用することで、日時指定が可能です。設定の詳細については、config copyの日時を指定するをご参照ください。