FutureNet

NXR,WXRシリーズ

運用管理編

1. ファームウェアの更新

1-1. CLIでの本体ファームウェア更新

ここでは、CLI(コマンドラインインタフェース)を利用して、FTPサーバやSSHサーバなどのリモートサーバやUSBメモリなどの外部ストレージ内のファームウェアを転送・更新する方法について説明します。GUIでのファームウェア更新方法は、ユーザーズガイド(GUI編)をご参照ください。
ファームウェアは弊社ホームページよりダウンロードできます。
https://www.centurysys.co.jp/downloads/router/index.html
ファームウェアの更新時間は製品により異なりますが、数分程度かかります。なお、ファームウェアの更新中に機器の電源断が発生した場合、故障の原因となりますのでご注意ください。

ここでは、ファームウェアの転送と更新に分けて説明します。

 

コンテンツ
ファームウェアの転送 ファームウェアの更新 補足

 

【 ファームウェアの転送 】

ファームウェアの転送方法は下記のとおりです。

 

〔FTPサーバの利用〕

#firmware update ftp://192.168.10.100/nxrg100-v6193.bin
DOWNLOAD:**********************

FTPサーバ192.168.10.100上にあるファームウェア(この実行例ではnxrg100-v6193.bin)をダウンロードします。なお、FTPサーバを利用した更新を行う場合、anonymousによる接続方法のみ対応しています。よって、ユーザ名やパスワードを指定することはできません。コマンド実行後、ファームウェアのダウンロードを開始します。

#firmware update ftp://192.168.10.100/nxrg100/nxrg100-v6193.bin

サーバ内でファームウェアをディレクトリ毎に管理している場合、IPアドレスの後に「ディレクトリ名/ファームウェア名」を指定します。

#firmware update ftp://192.168.10.100/nxrg100-v6193.bin source 192.168.20.1

送信元IPアドレスを指定することも可能です。通常出力インタフェースのIPアドレスを送信元IPアドレスとしますが、冗長化している場合など送信元IPアドレスを固定したい場合に使用します。

#firmware update ftp://192.168.10.100/nxrg100-v6193.bin no-boot

NXR-1300シリーズ,NXR-650,NXR-530,NXR-350/C,NXR-230/C,NXR-G200シリーズ,NXR-G100シリーズ,WXR-250では、ファームウェアを二面持つことができます。通常ファームウェアの更新を行った場合、更新したファームウェアで起動しますが、no-bootオプションを指定することにより更新したファームウェアで起動しないよう設定することが可能です。

 

〔SSHサーバの利用〕

#firmware update ssh://test@192.168.10.100/nxrg100-v6193.bin
test@192.168.10.100’s password:[パスワード]
DOWNLOAD:**********************

SSHサーバ192.168.10.100上にあるファームウェア(この実行例ではnxrg100-v6193.bin)をダウンロードします。この時SSHサーバのIPアドレスとともにログイン用のユーザ名も合わせて指定します。この実行例では、ユーザ名をtestとします。コマンド実行後、SSHサーバへのログイン用パスワードの入力を求められますので、パスワードを入力します。ログイン後、ファームウェアのダウンロードを開始します。

#firmware update ssh://test@192.168.10.100/nxrg100/nxrg100-v6193.bin

サーバ内でファームウェアをディレクトリ毎に管理している場合、IPアドレスの後に「ディレクトリ名/ファームウェア名」を指定します。

#firmware update ssh://test@192.168.10.100/nxrg100-v6193.bin source 192.168.20.1

送信元IPアドレスを指定することも可能です。通常出力インタフェースのIPアドレスを送信元IPアドレスとしますが、冗長化している場合など送信元IPアドレスを固定したい場合に使用します。

#firmware update ssh://test@192.168.10.100/nxrg100-v6193.bin no-boot

NXR-1300シリーズ,NXR-650,NXR-530,NXR-350/C,NXR-230/C,NXR-G200シリーズ,NXR-G100シリーズ,WXR-250では、ファームウェアを二面持つことができます。通常ファームウェアの更新を行った場合、更新したファームウェアで起動しますが、no-bootオプションを指定することにより更新したファームウェアで起動しないよう設定することが可能です。

 

〔外部ストレージの利用〕

#firmware update disk0:nxrg100-v6193.bin
DECODE:******************

disk0と認識されている外部ストレージ上にあるファームウェア(この実行例ではnxrg100-v6193.bin)を転送します。コマンド実行後、ファームウェアのデコードを開始します。

#firmware update disk0:nxrg100/nxrg100-v6193.bin

ストレージ内でファームウェアをディレクトリ毎に管理している場合、「ディレクトリ名/ファームウェア名」を指定します。

#firmware update disk0:nxrg100-v6193.bin no-boot

NXR-1300シリーズ,NXR-650,NXR-530,NXR-350/C,NXR-230/C,NXR-G200シリーズ,NXR-G100シリーズ,WXR-250では、ファームウェアを二面持つことができます。通常ファームウェアの更新を行った場合、更新したファームウェアで起動しますが、no-bootオプションを指定することにより更新したファームウェアで起動しないよう設定することが可能です。

 

〔HTTP,HTTPSサーバの利用〕

対応製品は、NXR-650,NXR-530,VXR-x64です。

#firmware update http://192.168.10.100/nxr650-v210200.bin
DOWNLOAD:**********************

HTTPサーバ192.168.10.100上にあるファームウェア(この実行例ではnxr650-v210200.bin)をダウンロードします。コマンド実行後、ファームウェアのダウンロードを開始します。

#firmware update https://192.168.10.100/nxr650-v210200.bin

HTTPSサーバを指定することも可能です。

#firmware update https-://192.168.10.100/nxr650-v210200.bin

HTTPSで証明書の検証を行わない場合、「https-://」を指定して実行します。

#firmware update http://192.168.10.100/nxr650/nxr650-v210200.bin

サーバ内でファームウェアをディレクトリ毎に管理している場合、IPアドレスの後に「ディレクトリ名/ファームウェア名」を指定します。

#firmware update http://192.168.10.100/nxr650-v210200.bin source 192.168.20.1

送信元IPアドレスを指定することも可能です。通常出力インタフェースのIPアドレスを送信元IPアドレスとしますが、冗長化している場合など送信元IPアドレスを固定したい場合に使用します。

#firmware update http://192.168.10.100/nxr650-v210200.bin no-boot

ファームウェアを二面持つことができる製品では、通常ファームウェアの更新を行った場合、更新したファームウェアで起動しますが、no-bootオプションを指定することにより更新したファームウェアで起動しないように設定することが可能です。

 

〔オフィシャルの利用〕

弊社ホームページから最新のファームウェア情報を取得し、更新することが可能です。
対応製品は、NXR-1300シリーズ,NXR-650,NXR-530,NXR-G200シリーズ,NXR-G100シリーズです。

1. <最新のファームウェア情報の確認>
#firmware check official
Update Available :
Century Systems NXR-G100 ver 6.19.3 (build 1/11:34 18 01 2019)

弊社ホームページに最新のファームウェアがあるか確認します。なお、フラッシュ上のファームウェアとバージョンが異なる場合、更新情報を表示します(ファームウェアが2面ある場合、どちらとも異なる場合のみ表示します)。

更新情報がない場合、以下のように表示されます。

#firmware check official
% No Update Available.
2. <最新ファームウェアのダウンロード>
#firmware update official
DOWNLOAD:**********************

弊社ホームページにある最新のファームウェアをダウンロードします。コマンド実行後、ファームウェアのダウンロードを開始します。

#firmware update official no-boot

ファームウェアを二面持つことができる製品では、通常ファームウェアの更新を行った場合、更新したファームウェアで起動しますが、no-bootオプションを指定することにより更新したファームウェアで起動しないように設定することが可能です。

 

【 ファームウェアの更新 】

ファームウェアの更新時に指定可能な動作は製品により異なります。

 

〔NXR-1300シリーズ,NXR-650,NXR-530,NXR-350/C,NXR-230/C,NXR-G200シリーズ,NXR-G100シリーズ,VXRシリーズ,WXR-250〕

Proceed with update? [(y)es/(r)eserve/(n)o]:
指定 動作
y ルータのサービスを継続した状態でファームウェアの更新を開始し、更新後、機器の再起動を行います
(☞) サービスを停止してファームウェアの更新を行うことはできません
r ルータのサービスを継続した状態でファームウェアの更新を開始し、更新後、機器の再起動は行いません
(☞) 更新したファームウェアを利用するためには、機器の再起動が必要です
n ファームウェアの更新を中止します

〔NXR-1200,NXR-155シリーズ,NXR-125/CX〕

Proceed with update? [(y)es/(b)ackground/(r)eserve/(n)o]:
指定 動作
y ルータのサービスを停止してファームウェアの更新を開始し、更新後、機器の再起動を行います
b ルータのサービスを継続した状態でファームウェアの更新を開始し、更新後、機器の再起動を行います
r ルータのサービスを継続した状態でファームウェアの更新を開始し、更新後、機器の再起動は行いません
(☞) 更新したファームウェアを利用するためには、機器の再起動が必要です
n ファームウェアの更新を中止します

〔NXR-130/C〕

Proceed with update? [(y)es/(b)ackgroud/(n)o]:
指定 動作
y ルータのサービスを停止してファームウェアの更新を開始し、更新後、機器の再起動を行います
b ルータのサービスを継続した状態でファームウェアの更新を開始し、更新後、機器の再起動を行います
n ファームウェアの更新を中止します

〔NXR-120/C〕

Proceed with update? [y/n]:
指定 動作
y ルータのサービスを停止してファームウェアの更新を開始し、更新後、機器の再起動を行います
n ファームウェアの更新を中止します

【 補足 】

<転送したファームウェアの破棄>

ファームウェアダウンロード後、3分以内にファームウェアのアップデートを実行しなかった場合(「Proceed with update?」が表示されてから3分以内にn以外を選択しなかった場合)、転送したファームウェアを破棄します。この場合、再度firmware updateコマンドを実行してファイル転送から行う必要があります。

 

<ファームウェア更新中の設定の保存/復帰>

ルータのサービスを継続した状態でファームウェアの更新を行った場合、下記操作はできません。
・ CLI/GUIからの設定初期化
・ CLI/GUI/CMSからの機器再起動
・ CLI/GUI/CMSからのファームウェア更新
・ GUI/CMSからの設定復帰
・ CLIからの設定の復帰/保存
・ GUIからの設定(GUIでの設定時には、必ず本体のフラッシュメモリに設定の保存が行われるため)